毎日残業で辛い。。。
でも周りのみんなも普通に残業してるし、嫌だと思ってる自分がおかしいのかな?
今すぐ辞めたいくらいだけど、残業を理由に辞めるのは甘えなんだろうか。。。
こんなお悩みを解決する記事です。
この記事で解決する疑問
- 毎日残業する会社はおかしいと断言できる7つの理由
- 毎日残業を理由に辞めて良いケースと悪いケース
- 残業の少ない会社に転職するコツ
この記事を書いている私も、過去に長時間労働を理由に仕事を辞めました。
筆者 プロフィール
大手転職情報サイト専属ライター
転職経験2社
残業月60時間超えを経験
- 大手就職情報サイト専属ライター
- 残業月60時間超えを経験
- 転職経験2社
新卒で入って3年未満での退職だったため
仕事も満足にできないうちに辞めるのは甘えかな。。。
と思いましたが、辞めて大正解でした。毎日の残業は心身に悪影響を与えるだけでなく、自己投資の時間まで奪われてしまうからです。
この記事では僕の経験をもとに、残業の少ない会社に転職するコツも紹介するので、最後までご覧ください。
毎日残業はおかしい!
まず結論から言うと、社員のほとんどが毎日残業しなければならない状態の会社は異常です。
業務量と人員のバランスが取れていません。その根拠を2つ紹介します。
- 日本の平均残業時間は20時間
- 常に人手不足の場合は経営者が人件費を意図的に絞っている
日本の平均残業は月13時間
厚生労働省によると、日本の平均残業時間は1月あたり13時間です。
月間実労働時間数等 | 一般労働者 |
総実労働時間 | 162.1 時間 |
所定内労働時間 | 148.9 時間 |
所定外労働時間 | 13.2 時間 |
出勤日数 | 19.5 日 |
(出典:厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和3年分結果速報」)
みんなが残業に耐えているのに自分だけ甘えられない。。。
と悩んでいる人も多いかもしれませんが、それはあなたの周りだけかもしれません。
実際には平均で月13時間しかみんな残業していません。
これより多く残業している方は全く甘えではありませんし、転職で残業を減らせる可能性が高いでしょう。
常に人手不足会社は意図的に人員を削っている
日本では社員を新たに1人雇うより、既存の社員に残業させる方が安上がりです。
正社員には給料に加えて社会保障や、厚生年金、福利厚生など多くのコストがかかるからです。
そのため、人件費を削りたがる経営者は新たに人を雇わず、今の従業員に残業を求めます。
健全な経営者なら、業務量に対して定時で終われる人材リソースを用意するのが普通です。
毎日残業を強いる会社は「おかしい」というほかありません。
※日本には残業させまくる会社が多いためマヒしがちですが、本来は「おかしい」ということをしっかり認識してください
毎日残業は転職しない労働者にも原因がある
人員不足が原因で毎日残業している場合、その1番の責任は経営者にありますが、そこを辞めない労働者にも原因があります。
なぜなら、劣悪環境でも働き手がいるなら経営者が方針を改める必要がないからです。
劣悪な環境を敷いてくる経営者には、労働者は転職という形で経営者にNOを突きつけることも重要です。
これは、ひろゆきさんもおっしゃっています。
毎日の残業を理由に仕事を辞めて良い場合とその理由
毎日の残業は辛いけど、仕事を辞めるとは甘えって言われそう。。。
実際どのくらい過酷なら辞めてもいいの??
こんあ不安もあるでしょう。
そこで、今すぐ転職した方が良いケースを下記にまとめました。
- 非合法的な働きを強いられている
- 全員が残業している
- 派遣、アルバイトが多い
- 残業が強制になっている
- 常に人手不足
- 残業を自分でコントロールできない職種
- その仕事を頑張れない
- 残業代がないと生活費がままならない
このなかの1つでも当てはまるなら、転職した方が良いでしょう。
その理由をこれから紹介します。
①非合法的な働きを強いられている
例えば下記のように労働基準法に違反する働き方を強いられている場合は辞めてOKです。
- 36協定が無視されている
- 残業代が出ない
上記の場合は辞めてOKというよりも、すぐ他の企業へ転職することをおすすめします。
法を犯さないと存続できない会社に未来はありません。
ちなみに転職は若ければ若いほど有利なので、すぐに行動することが大切です。
②全員が毎日残業している
仕事ができる人もできない人も、等しく全員が毎日残業している会社も辞めてOKです。
このような会社では、業務を効率化して短時間で終わらせられるようになると、業務量を増やされるだけだからです。
仕事をできる人が、できない人分まで頑張る形になります。
効率化で定時で終わらせられるようになったとしても、その分新しい仕事を任させれるので結局あなたの残業は減りません。
むしろ業務量は増えるのに給料は変わらないので、損した気分にもなるでしょう。
③一緒に働く人に派遣やアルバイトが多い
職場が派遣の方やアルバイトの方ばかりで、非正規社員の欠勤などを補うために残業が多くなっている場合も辞めてOKです。
なぜなら非正規社員のマネジメントは非常に難しいからです。
アルバイトや派遣は正社員より待遇が低い代わりに、責任も大きくありません。
アルバイトに、正社員と同じ責任感で働いてもらうのは無理な話です。
あなたがいくらマネジメント力を磨いても、アルバイトに必要以上の責任感を持たせてはなりません。
そもそもの雇用形態として、非正規社員に責任を求めてはいけないからです。
職場に非正規社員があまりに多い場合、経営層が必要以上の人件費カットをしていることがほとんどです。
そのような会社に尽くす必要はありません。すぐに他の会社に移りましょう。
④常に人手不足
冒頭でもお話しましたが、常に人手不足の会社は残業前提で人員配置をしていることが多いです。
会社側としては、人を増やすよりも少ない人数に長時間働いてもらった方が人件費が安いためです。
このような会社では仕事を効率化した分だけ、人員を削られてしまう可能性が高いです。
つまり、どれだけ努力して業務効率を高めたとしても、残業を前提とした働き方を強いられるでしょう。
⑤残業を自分でコントロールできない職種
残業をコントロールできない仕事とは、計画的に仕事を進めにくい職種です。
たとえば僕の前の職種である営業です。僕の場合は顧客からの呼び出しにはすぐに対応しなければなりませんでした。
計画していた業務をすべてストップさせ、顧客対応にあたります。
いつどこで突発的な呼び出しが入るかわからなかったので、仕事の計画をたててもすぐに崩されてしまう状況です。
このような環境では全く自分の仕事を進められず、残業は重なるばかりでした。
上記のように、自分の努力ではどうしようもないところから急に仕事が降り落ちてくる職種は、残業を減らしにくいのが現状です。残業を減らすには、職種の変更も踏まえて検討することをおすすめします。
⑥その仕事を頑張れない
その仕事が辛くて頑張れない場合も残業を理由に辞めてOKです。
「頑張れない」というと、自分が無気力でダメな人間なんじゃないかと不安に感じるかもしれませんが、何も心配いりません。
本当に嫌なことは努力でカバーきないんです。
体が拒否反応を起こして無意識に遠ざけようとするから。無理やり頑張ろうとすると、体が拒否反応を起こして体調を崩しますl。
僕も前職が嫌すぎてじんましんがでてしまいました。
でもこれはあなたが「頑張れない」こととは別です。
あなたも、好きなことを努力と思わずにのめり込み、周りに褒められた経験があるはずです。
このような「好きなこと」「向いていること」に転職するのがおすすめです。
⑦残業代がないと生活費がままならない
毎日残業はしんどいけど、残業代が減ると生活できない。。。
という場合も転職を考えた方が良いでしょう。
仕事を効率化することへのモチベーションが全く上がらないためです。その状態で仕事を続けていると、自分のスキルや価値がいつまで経っても上がりません。
スキルや価値を上げられないことは、将来的に大きなリスクになってしまいます。
なぜなら、もう終身雇用の時代は終わっているからです。
世の中の変化のスピードは増すばかりで、数年前は安定と思われていた企業も時代の流れで一気に経営が悪化することも少なくありません。
そんな変化の激しい時代では、会社に依存せず、個人のスキルを磨いていくことが大切です。
労働時間ではなく、仕事の質で評価され、残業しなくても十分な収入を得られる会社に転職しましょう。
転職初めは給料が下がってしまうかもしれませんが、スキルが溜まっていけば行くほど収入は上げられます
毎日の残業を理由に仕事を辞めないほうが良い場合
逆に、下記の2つに当てはまる場合は仕事を辞めずに、他の解決策を見つけても良いでしょう。
- デキる先輩は早く帰っている
- 他の会社でも使えるスキルが身に付く
デキる先輩は早く帰っている
仕事が早い社員や要領の良い先輩はそこまで残業せず、早く帰れている場合です。
この場合は、あなたの努力次第で毎日の残業から抜け出せる可能性が高いため、会社を辞める前に効率化を考えてみると良いでしょう。
仕事の効率化についてはこちらのページが参考になるかと思います。
知っているものも多いかもしれませんが、僕もとても参考になったのでぜひ目次だけでもご覧ください。
他の会社でも使えるスキルが身に付く
プログラミングや言語など、他の会社に行っても使えるスキルを仕事を通じて学べる場合は、ある程度のスキルが身につくまで会社に留まるのがおすすめです。
なぜなら、終身雇用が崩壊しつつある今、今後は個人のスキルが重視されるからです。
スキルが身につけば、あとから転職を考えても好条件の仕事にすぐに出会えます。
でもやっぱり残業はつらい。。、という場合は、辞める期限を決めましょう。
この時になったら辞める!
と終わりが見えれば心は軽くなりますし、それまでにスキルを身につけようという姿勢でさらに成長を加速させられます。
【危険】毎日残業を我慢するリスク
日本人は辛い環境にも耐えることが美徳とされる文化がありますが、
これからはその考え方は大きなリスクが伴います。
国際化が進み日本の労働環境が変わり始めているためです。
残業を毎日続けることは、下記のリスクがあることは頭に入れておいてください。
- 会社への依存度が高まる
- 将来への自己研鑽ができない
- リフレッシュできずにパフォーマンスが落ちる悪循環になる
- 効率化を考えなくなる
- ストレスで心身を壊す
会社への依存度が高まる
長時間の残業は、人生のほとんどを会社で過ごすことになります。
趣味に時間を使えないので、人間関係が会社以外に広がりにくくなります。
また家族との時間もとれず、家での居心地が悪くなることもあるでしょう。
このように自分の居場所が会社しか無くなるというリスクがあります。
しかしもしあなたが会社に依存していたとしても、会社は経営が傾けば社員を裏切る場合もあります。
そのような悲しい結末にならないよう、自分の時間を確保して他にも自分の居場所を作りたいですね
将来への自己研鑽ができない
残業ばかりだと、自己投資に充てる時間がありません。
今の仕事がやればやるほどスキルの溜まる仕事であれば良いのですが、そうでない場合は将来への投資の時間を削ってしまっていると言えるでしょう。
リフレッシュできずにパフォーマンスが落ちる悪循環になる
仕事のパフォーマンスを保つには、十分な睡眠や休暇が必要です。
しかし、毎日残業続きでは体も心も全く休まらないでしょう。
疲弊した脳や体では、仕事のパフォーマンスが落ち、結果さらに長時間の残業が必要になる。。。。
という悪循環に陥ってしまいます。
そもそも人間は8時間以上働くと極端に仕事の能率が下がるという研究結果もあります。
効率化を考えなくなる
仕事を早く終わらせようが、遅く終わらせようが帰れる時間は同じで、さらに仕事の質で評価してもらえない状態であれば、誰でも効率化を考えなくなります。
できる人が損をする状態なので、当たり前ですよね。
しかし、効率化を考えなくなるということは、働いている人の成長が止まるということでもあります。
ずっと長時間働き続けてきたのに、ほとんど成長できていなかった。。。ということになるリスクがあります。
ストレスで心身を壊す
長時間労働は心身を壊してしまうリスクもあります。これは本当に要注意です。
前職では実際に僕もストレスで体を壊しました。
ストレスが怖いのは、少しずつ体を蝕んでいくところです。
まだ大丈夫、これくらいで弱音を吐くべきではないと思っていると、ふとした瞬間に糸が切れたようにダメージが健在化します。
特に精神は一度壊してしまうと復帰がかなり難しいので、少しでも違和感を感じたら生活を変えるアクションを起こしてください。
次は残業の少ない会社に転職するコツ
転職しても、また長時間労働だったらどうしよう。。。
今度は残業の少ない会社に転職したい。。。。
残業の少ない会社はどうしたら見つけられるだろう?
知り合いやOB・OGに話を聞ける会社に転職する
もし興味のある会社に知り合いやOB・OGがいるのなら、労働環境を直接聞いてみましょう。
実際に働いているリアルな声が聞けるので、残業時間もより正確にわかります。
そんなに都合よく知り合いなんていないよ。。。
という方は、出身大学の就職支援科に問い合わせてみましょう。大学は毎年膨大な卒業生を輩出しているので、意外と見つかる可能性が高いです。
会社の口コミサイトも有益
どうしても知り合いやOBが見つからない。。。
という場合は、「転職会議」や「OpenWork」などの会社のクチコミサイトをチェックしてみましょう。
口コミサイトはその会社を辞めた人が多く書き込んでいるので、ネガティブな部分をチェックするのに向いています。
ただし実際以上に悪く書かれている場合もあるので、慎重になりすぎないことも大切です。
おすすめ口コミサイト
みなし残業のある会社は避ける
みなし残業とは、前もって一定時間の残業を想定し、実労働時間にかかわらず当該時間分の残業代を支払う給与制度です。
つまり、残業を前提にした労働環境だということです。
さらにひどいことに、想定された時間以上に残業をしても残業代は支払われません。
参考:あなたの弁護士「みなし残業制度とは」
みなし残業を採用する会社を見抜くには、次の2つが大切です。
- 求人情報の給与体系をしっかりとチェックする
- 面接時に面接官に確認する
企業からの印象が悪くなりそうで、みなし残業の質問なんてできない。。。。
という人は、転職エージェントを活用するのも手です。
転職エージェントは企業へ直接聞きにくいことを代わりに確認してくれるので、あなたの印象が悪くなることはありません。
しかも転職エージェントは無料で使えるので、登録しておくことをおすすめします。
- doda:
求人数10万件越えの大手。あらゆる企業のデータをそろえているため、転職後のギャップが少ない。 - 第二新卒エージェントNeo:
28歳まで利用OK。若者向けに、ワークライフバランスを尊重した企業を厳選して紹介してくれる。 - パソナキャリア:
利用者の満足度4年連続No.1。求人者に寄り添い、希望にあった求人を紹介してくれる。
派遣やアルバイトとともに働く職種は避ける
派遣やアルバイトを管理するポジションで働く仕事は注意が必要です。
なぜなら、アルバイトや派遣は正社員ほどの責任がないことから、突然の病欠や離職で欠員が出やすいからです。
欠員がでれば、正社員のあなたがカバーしなければなりません。結果、長時間労働は避けられないでしょう。
残業の少ない会社を希望する場合は、同じ責任を持つ正社員とともに働ける職種を選びましょう。
転職経験者に話を聞く
転職経験者に複数の会社を経験しているので、あらゆる側面から企業を見るポイントを知っています。
また、転職のコツや情報収集の方法なども経験から教えてもらえるでしょう。
でも転職経験者が周りにいない。。。
という場合は、僕に質問してくれてもOKです。
僕は今まで2回転職しているので、経験上リアルな回答ができると思います。
お気軽にTwitterのDMでご相談ください。
【体験談】残業なしの会社に転職したら人生が楽しくなった
実は僕も、毎日残業続きだった会社から、ほぼ残業のない会社に転職しました。
結果、人生に余裕ができ人生が楽しくなりました。
時間に余裕ができたので副業でWebライターを始め、独立まで果たすことができました。
Webライターはスキルが溜まっていくので、成長すると短時間でも十分な収入を得られるようになります。
今は前職より少ない労働時間で、より多くの収入がもらえています。
僕の場合、前職はスキルがたまらない仕事だったので、いくら長時間働いても決して今のような生活は実現できなかったと思います。
あの時転職を決断してよかったと心から思っています。
毎日残業はおかしい!
まず結論から言うと、社員のほとんどが毎日残業しなければならない状態の会社は異常です。
業務量と人員のバランスが取れていません。その根拠を2つ紹介します。
- 日本の平均残業時間は20時間
- 常に人手不足の場合は経営者が人件費を意図的に絞っている
日本の平均残業時間は20時間
経済産業省によると、日本の平均残業時間は週当たり約20時間です。
みんなが長時間の残業に耐えているのに自分だけ甘えられない。。。
と悩んでいる人は、このデータをぜひよく見てください。あなたの周りでは長時間残業している人ばかりかもしれませんが、日本全体の平均残業時間は月20時間ほどです。
現時点でこれより残業している場合は、転職で残業を減らせる可能性が高いでしょう。
常に人手不足の場合は経営者意図的に人員を削っている
日本では社員を新たに1人雇うより、既存の社員に残業させる方が安上がりです。
正社員を新たに1人雇用するには、給料に加えて社会保障や、厚生年金、福利厚生など多くのコストがかかるからです。
そのため、人件費を削りたがる経営者は新たに人を雇わず、今の従業員に残業を求めるのです。
しかし本来は業務量に対して全員が定時で終われる人材リソースを用意するのが本来あるべき経営の姿であり、毎日残業を強いられる会社は「おかしい」というほかありません。
※日本には残業させまくる会社が多いためマヒしがちですが、本来は「おかしい」ということをしっかり認識してください
36協定を違反している会社はすぐ逃げよう
また、もし36協定に違反している労働条件であればすぐに転職しましょう。まともな会社ではありません。
「36協定」とは、一定の条件を満たした労働者に対して、1日8時間、週40時間以内の労働時間を守ることが求められる制度です。しかし、中にはこの協定を遵守していない企業も存在します。そのような企業で働くことは、労働者にとってストレスや過労を引き起こすだけでなく、法的にも問題があるため、速やかに退職することをお勧めします。
毎日残業は転職しない労働者にも原因がある
明らかに人員不足が原因で毎日残業している場合、
その1番の責任は経営者にありますが、そこを辞めない労働者にも原因があります。
なぜなら、劣悪環境でも働き手がいるなら、経営者が方針を改める必要がないからです。
劣悪な環境を敷いてくる経営者には、労働者は転職という形で経営者にNOを突きつけることも重要です。
これは、ひろゆきさんもおっしゃっています。
毎日の残業を理由に仕事を辞めて良い場合とその理由
毎日残業して辛いけど、仕事を辞めるのは甘えな気がする。
次の仕事でも不満が出ないか不安。。。。
こんあ不安もあるでしょう。
下の表に一つでも当てはまる場合は、転職した方が良いです。全く甘えではありません。
- 非合法的な働きを強いられている
- 全員が残業している
- 派遣、アルバイトが多い
- 残業が強制になっている
- 常に人手不足
- 残業を自分でコントロールできない職種
- その仕事を頑張れない
- 残業代がないと生活費がままならない
①非合法的な働きを強いられている
例えば下記のように労働基準法に違反する働き方を強いられている場合は辞めてOKです。
- 36協定が無視されている
- 残業代が出ない
上記の場合は、辞めてOKというよりも、すぐ他の企業へ転職することをおすすめします。法律を犯さないと存続できない会社に未来はないので。
転職は若ければ若いほど有利なので、すぐに行動することが大切です。
②全員が毎日残業している
仕事ができる人もできない人も、等しく全員が毎日残業している会社も辞めてOKです。
このような会社では、業務を効率化して短時間で終わらせられるようになると、業務量を増やされるだけだからです。
仕事をできる人が、できない人分まで頑張る形になります。
効率化で定時で終わらせられるようになったとしても、その分新しい仕事を任させれるので結局あなたの残業は減りません。
むしろ業務量は増えるのに給料は変わらないので、損した気分にもなるでしょう。
③一緒に働く人に派遣やアルバイトが多い
職場が派遣の方やアルバイトの方ばかりで、非正規社員の欠勤などを補うために残業が多くなっている場合も辞めてOKです。
なぜなら非正規社員のマネジメントは非常に難しいからです。
アルバイトや派遣は正社員より待遇が低い代わりに、責任も大きくありません。待遇は低いのに、正社員と同じ責任感で働いてもらうのは無理な話です。
あなたがいくらマネジメント力を磨いても、アルバイトに必要以上の責任感を持たせてはなりません。そもそもの雇用形態として、非正規社員に責任を求めてはいけないからです。
あなたの職場に非正規社員があまりに多い場合、経営層が必要以上の人件費カットをしていることがほとんどです。
そのような会社に尽くす必要はありません。すぐに他の会社に移りましょう。
④常に人手不足
冒頭でもお話しましたが、常に人手不足の会社は残業をさせることを前提で人員配置をしていることが多いです。
会社側としては、人を増やして定時で上がらせるよりも少ない人数で長時間働いてもらった方が人件費が安いのです。
このような会社では仕事を効率化した分だけ、人的リソースを削られてしまう可能性が高いです。
つまり、どれだけ努力して業務効率を高めたとしても、残業を前提とした働き方を強いられるでしょう。
⑤残業を自分でコントロールできない職種
残業をコントロールできない仕事とは、計画的に仕事を進めにくい職種です。
たとえば僕の前の職種である営業です。僕の場合は顧客からの呼び出しにはすぐに対応しなければなりませんでした。
計画していた業務をすべてストップさせ、顧客対応にあたります。
いつどこで突発的な呼び出しが入るかわからなかったので、仕事の計画をたててもすぐに崩されてしまう状況です。
このような環境では全く自分の仕事を進められず、残業は重なるばかりでした。
上記のように、自分の努力ではどうしようもないところから急に仕事が降り落ちてくる職種は、残業を減らしにくいのが現状です。残業を減らすには、職種の変更も踏まえて検討することをおすすめします。
⑥その仕事を頑張れない
その仕事が辛くて頑張れない場合も残業を理由に辞めてOKです。
「頑張れない」というと、自分が無気力でダメな人間なんじゃないかと不安に感じるかもしれませんが、何も心配いりません。
本当に嫌なことは努力でカバーきないんです。
体が拒否反応を起こして無意識に遠ざけようとするから。無理やり頑張ろうとすると、体が拒否反応を起こして体調を崩しますl。
僕も前職が嫌すぎてじんましんがでてしまいました。
でもこれはあなたが「頑張れない」こととは別です。
あなたも、好きなことを努力と思わずにのめり込み、周りに褒められた経験があるはずです。
このような「好きなこと」「向いていること」に転職するのがおすすめです。
⑦残業代がないと生活費がままならない
毎日残業はしんどいけど、残業代が減ると生活できない。。。
という場合も転職を考えた方が良いでしょう。
仕事を効率化することへのモチベーションが全く上がらないためです。その状態で仕事を続けていると、自分のスキルや価値がいつまで経っても上がりません。
スキルや価値を上げられないことは、将来的に大きなリスクになってしまいます。
なぜなら、もう終身雇用の時代は終わっているからです。
世の中の変化のスピードは増すばかりで、数年前は安定と思われていた企業も時代の流れで一気に経営が悪化することも少なくありません。
そんな変化の激しい時代では、会社に依存せず、個人のスキルを磨いていくことが大切です。
労働時間ではなく、仕事の質で評価され、残業しなくても十分な収入を得られる会社に転職しましょう。
転職初めは給料が下がってしまうかもしれませんが、スキルが溜まっていけば行くほど収入は上げられます
毎日の残業を理由に仕事を辞めないほうが良い場合
逆に、下記の2つに当てはまる場合は仕事を辞めずに、他の解決策を見つけても良いでしょう。
- デキる先輩は早く帰っている
- 他の会社でも使えるスキルが身に付く
デキる先輩は早く帰っている
仕事が早い社員や要領の良い先輩はそこまで残業せず、早く帰れている場合です。
この場合は、あなたの努力次第で毎日の残業から抜け出せる可能性が高いため、会社を辞める前に効率化を考えてみると良いでしょう。
仕事の効率化についてはこちらのページが参考になるかと思います。
知っているものも多いかもしれませんが、僕もとても参考になったのでぜひ目次だけでもご覧ください。
他の会社でも使えるスキルが身に付く
プログラミングや言語など、他の会社に行っても使えるスキルを仕事を通じて学べる場合は、ある程度のスキルが身につくまで会社に留まるのがおすすめです。
なぜなら、終身雇用が崩壊しつつある今、今後は個人のスキルが重視されるからです。
スキルが身につけば、あとから転職を考えても好条件の仕事にすぐに出会えます。
でもやっぱり残業はつらい。。、という場合は、辞める期限を決めましょう。
この時になったら辞める!
と終わりが見えれば心は軽くなりますし、それまでにスキルを身につけようという姿勢でさらに成長を加速させられます。
【危険】毎日残業を我慢するリスク
日本人は辛い環境にも耐えることが美徳とされる文化がありますが、
これからはその考え方は大きなリスクが伴います。
国際化が進み日本の労働環境が変わり始めているためです。
残業を毎日続けることは、下記のリスクがあることは頭に入れておいてください。
- 会社への依存度が高まる
- 将来への自己研鑽ができない
- リフレッシュできずにパフォーマンスが落ちる悪循環になる
- 効率化を考えなくなる
- ストレスで心身を壊す
会社への依存度が高まる
長時間の残業は、人生のほとんどを会社で過ごすことになります。
趣味に時間を使えないので、人間関係が会社以外に広がりにくくなります。
また家族との時間もとれず、家での居心地が悪くなることもあるでしょう。
このように自分の居場所が会社しか無くなるというリスクがあります。
しかしもしあなたが会社に依存していたとしても、会社は経営が傾けば社員を裏切る場合もあります。
そのような悲しい結末にならないよう、自分の時間を確保して他にも自分の居場所を作りたいですね
将来への自己研鑽ができない
残業ばかりだと、自己投資に充てる時間がありません。
今の仕事がやればやるほどスキルの溜まる仕事であれば良いのですが、そうでない場合は将来への投資の時間を削ってしまっていると言えるでしょう。
リフレッシュできずにパフォーマンスが落ちる悪循環になる
仕事のパフォーマンスを保つには、十分な睡眠や休暇が必要です。
しかし、毎日残業続きでは体も心も全く休まらないでしょう。
疲弊した脳や体では、仕事のパフォーマンスが落ち、結果さらに長時間の残業が必要になる。。。。
という悪循環に陥ってしまいます。
そもそも人間は8時間以上働くと極端に仕事の能率が下がるという研究結果もあります。
効率化を考えなくなる
仕事を早く終わらせようが、遅く終わらせようが帰れる時間は同じで、さらに仕事の質で評価してもらえない状態であれば、誰でも効率化を考えなくなります。
できる人が損をする状態なので、当たり前ですよね。
しかし、効率化を考えなくなるということは、働いている人の成長が止まるということでもあります。
ずっと長時間働き続けてきたのに、ほとんど成長できていなかった。。。ということになるリスクがあります。
ストレスで心身を壊す
長時間労働は心身を壊してしまうリスクもあります。これは本当に要注意です。
前職では実際に僕もストレスで体を壊しました。
ストレスが怖いのは、少しずつ体を蝕んでいくところです。
まだ大丈夫、これくらいで弱音を吐くべきではないと思っていると、ふとした瞬間に糸が切れたようにダメージが健在化します。
特に精神は一度壊してしまうと復帰がかなり難しいので、少しでも違和感を感じたら生活を変えるアクションを起こしてください。
次は残業の少ない会社に転職するコツ
転職しても、また長時間労働だったらどうしよう。。。
今度は残業の少ない会社に転職したい。。。。
残業の少ない会社はどうしたら見つけられるだろう?
知り合いやOB・OGに話を聞ける会社に転職する
もし興味のある会社に知り合いやOB・OGがいるのなら、労働環境を直接聞いてみましょう。
実際に働いているリアルな声が聞けるので、残業時間もより正確にわかります。
そんなに都合よく知り合いなんていないよ。。。
という方は、出身大学の就職支援科に問い合わせてみましょう。大学は毎年膨大な卒業生を輩出しているので、意外と見つかる可能性が高いです。
会社の口コミサイトも有益
どうしても知り合いやOBが見つからない。。。
という場合は、「転職会議」や「OpenWork」などの会社のクチコミサイトをチェックしてみましょう。
口コミサイトはその会社を辞めた人が多く書き込んでいるので、ネガティブな部分をチェックするのに向いています。
ただし実際以上に悪く書かれている場合もあるので、慎重になりすぎないことも大切です。
おすすめ口コミサイト
みなし残業のある会社は避ける
みなし残業とは、前もって一定時間の残業を想定し、実労働時間にかかわらず当該時間分の残業代を支払う給与制度です。
つまり、残業を前提にした労働環境だということです。
さらにひどいことに、想定された時間以上に残業をしても残業代は支払われません。
参考:あなたの弁護士「みなし残業制度とは」
みなし残業を採用する会社を見抜くには、次の2つが大切です。
- 求人情報の給与体系をしっかりとチェックする
- 面接時に面接官に確認する
企業からの印象が悪くなりそうで、みなし残業の質問なんてできない。。。。
という人は、転職エージェントを活用するのも手です。
転職エージェントは企業へ直接聞きにくいことを代わりに確認してくれるので、あなたの印象が悪くなることはありません。
しかも転職エージェントは無料で使えるので、登録しておくことをおすすめします。
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業界最大手。各職種に専任のカウンセラーがいて、細かく適職を見極めてくれる。
派遣やアルバイトとともに働く職種は避ける
派遣やアルバイトを管理するポジションで働く仕事は注意が必要です。
なぜなら、アルバイトや派遣は正社員ほどの責任がないことから、突然の病欠や離職で欠員が出やすいからです。
欠員がでれば、正社員のあなたがカバーしなければなりません。結果、長時間労働は避けられないでしょう。
残業の少ない会社を希望する場合は、同じ責任を持つ正社員とともに働ける職種を選びましょう。
転職経験者に話を聞く
転職経験者に複数の会社を経験しているので、あらゆる側面から企業を見るポイントを知っています。
また、転職のコツや情報収集の方法なども経験から教えてもらえるでしょう。
でも転職経験者が周りにいない。。。
という場合は、僕に質問してくれてもOKです。
僕は今まで2回転職しているので、経験上リアルな回答ができると思います。
お気軽にTwitterのDMでご相談ください。
【体験談】残業なしの会社に転職したら人生が楽しくなった
実は僕も、毎日残業続きだった会社から、ほぼ残業のない会社に転職しました。
結果、人生に余裕ができ人生が楽しくなりました。
時間に余裕ができたので副業でWebライターを始め、独立まで果たすことができました。
Webライターはスキルが溜まっていくので、成長すると短時間でも十分な収入を得られるようになります。
今は前職より少ない労働時間で、より多くの収入がもらえています。
僕の場合、前職はスキルがたまらない仕事だったので、いくら長時間働いても決して今のような生活は実現できなかったと思います。
あの時転職を決断してよかったと心から思っています。
まとめ:毎日残業を理由に転職するのは甘えじゃない
毎日残業があるのはおかしいことではないのか?
というテーマについて解説しました。
結論、毎日残業するのは異常なことです。
毎日残業がある会社は、経営層が残業を前提に社員数を絞っている可能性が大です。なぜなら、社員を1人雇うより、既存社員に残業させた方が低コストだからです。
そのような勝手な会社のために、あなたが犠牲になることはありません。
もし毎日の残業が「きつい」「おかしい」と感じたら、転職を検討することをおすすめします。
転職は若い方が有利なので、まずは情報収集から始めてみてください。
- doda:
求人数10万件越えの大手。あらゆる企業のデータをそろえているため、転職後のギャップが少ない。 - 第二新卒エージェントNeo:
28歳まで利用OK。若者向けに、ワークライフバランスを尊重した企業を厳選して紹介してくれる。 - パソナキャリア:
利用者の満足度4年連続No.1。求人者に寄り添い、希望にあった求人を紹介してくれる。