仕事量が多すぎて正直キャパオーバー。
毎日辛くて今すぐ退職したいけど、これって甘えなのかな?
自分のスキルが足りてないだけって言われるかもしれないし。。。
何より次の仕事が見つからなかったら困る。
業務過多って退職理由にして大丈夫??
こんな悩みを解決する記事です。
この記事で解決する悩み
- キャパオーバーは退職理由として十分【甘えじゃない】
- 次は業務量が適切な会社に転職するコツ
- キャパオーバーの辛さを今すぐ軽減する方法
結論、業務過多やキャパオーバーを理由に退職するのは全く甘えではありません。
なぜなら業務過多は会社全体の問題だからです。社員1人がどれだけ努力しても限界があります。
この記事の作者、伊藤も業務過多を理由に転職した経験があります。
私は転職で、理想の暮らしを手に入れました。
この記事では、キャパオーバーでの退職が甘えではない理由を詳しく紹介します。
また私の転職経験をもとに、次は業務過多の会社を選ばないコツも紹介するので、是非最後までご覧ください。
この記事を見ることで、キャパオーバーを正しく解消する方法がわかります。
この記事が少しでもあなたの助けになれば幸いです。
筆者 プロフィール
新卒の会社がブラックでキャパオーバーに
転職経験2社
現在は大手転職サイトのフリーライター
- 卒で入った会社がブラックでキャパオーバー
- 転職経験2社
- 現在は大手就職情報サイトのフリーライター
1. 仕事のキャパオーバーが退職理由になる7つの理由【甘えじゃない】
結論、キャパオーバーは全く甘えではありません。
業務過多で残業が当たり前になっている会社は退職した方が良いです。
その理由を7つ、詳しく紹介していきます。
- 会社のマネジメント&人手不足
- 忙しさは業界による【個人の問題ではない】
- 業務効率が上がったら仕事量が増えるだけ
- まともな企業は個人差も計算に入れている【あなたは無能ではない】
- 自己投資の時間を潰される
- 感じ方は人それぞれ【限界は自分で決めればいい】
- 心身を壊したら元も子もない
理由①会社のマネジメント&人手不足
キャパオーバーの原因は、会社のマネジメント不足が大半です。
上層部で仕事の取捨選択が適切にできないため、現場のタスクが増えてしまうのです。
また、利益を確保できる戦略がなければ、薄利多売で勝負するしかありません。そうなれば当然、社員に負担が向い、一人ひとりの業務が増えてしまいます。
このように会社の経営戦略の稚拙さをマンパワーでカバーしている会社は多くありますが、こういった会社に未来はありません。
人手不足が騒がれる昨今、利益を産めないビジネスはさらに人を減らすしかないからです。
転職は妥当は決断と言えるでしょう。
理由②業界による忙しさは個人で解消できない
仕事の忙しさは業界によって異なります。
例えばコンサルや広告業界などは土日返上で働くのに対し、インフラ系は毎日定時退社で有給休暇の消化率もほぼ100%です。
実はぼくもインフラ系に転職しました
このように忙しいのは業界の特性であり、個人の努力でどうこうできるものではありません。
理由③業務効率を上げても人員を減らさるだけ【業務量は減らない】
業務効率を上げれば勤務時間が減りそうですが、実際はそうなりません。
多くの会社では削減できた業務時間の分だけ、人員を減らすためです。
パートさんを減らしたり、部署の人数を削減します。
つまり業務を効率化した分だけ人が減るため、一人一人の負担は変わりません。
結局どこまで効率化しようとも、こういう会社では業務量が減ることはないのです。
1-4. まともな企業は個人差を計算に入れている
キャパオーバーなのは、自分の能力が低いからかも。。。こんな状態で辞めてもいいのかな。。。
こんな不安もあるでしょう。
答えは辞めて大丈夫です。
なぜならまともな会社なら、人材の成長に個人差があることをわかっているから。
個人差を計算に入れず、できる人を基準にしてそれ以外の人を叱責するのはまともな会社ではありません。
そんな会社なら、さっさと退職するのが正解です。
1-5. 自己投資の時間が犠牲にされている
仕事に忙殺されていると、自己投資に充てる時間が削られます。
自己投資の時間がなければ、将来大きく飛躍することはできません。
業務過多で今の仕事以外に何もやれる時間がないのなら、それは未来の希望を削って働いているのと同義です。
ぜひ一度働く環境を見直すことをお勧めします。
1-6. 感じ方は人それぞれ、自分の限界を尊重しよう
周りの人は必死に頑張っているのに、自分だけ弱音を吐けない。。。
こんな悩みもありますよね。
でも、同じ環境下でも、個人の感じ方や負荷の限界は異なります。
自身の体力やメンタルの強さには個人差があり、それを尊重する必要があります。
僕もパワハラ&アルハラ会社で1人だけ限界を感じて辞めました。同期はなんとか我慢していましたが、僕はうつ寸前でした。
他人と比べることなく、自分の限界を理解し、自分自身を大切にしましょう。
キャパオーバーに苦しんでいるのは甘えではなく、個別の状況に基づく現実です。
1-7. 心身を壊したら誰も得しない
仕事は人生を豊かにするためのものです。
仕事のせいで心身を壊してしまったら本末転倒です。
キャパオーバーによって心身が疲弊し、健康を損なってしまうことは避けるべきです。
無理な働き方は継続的に行うことはできず、結果として仕事の品質や生産性にも悪影響を及ぼす可能性があります。
自己の健康を最優先に考え、必要な時には仕事を辞める勇気を持つことは決して甘えではありません。
誰もが健康で幸福な状態を保つことが最善です。
2. 私がキャパオーバーで転職した体験談を語る
実際に私がキャパオーバーになって転職したときの会社を紹介します。
僕はこんな感じの会社から逃げました。
- 毎日0時まで残業に追われる
- 規制ができるも業務量は減らない
- 増え続ける業務量
- 残業時間でマウントをとる先輩
- 弱音を吐けば要注意人物扱い
ちなみに今は転職して幸せに暮らしてます
2-1. 毎日深夜まで残業に追われる
私の前職では、毎日のように深夜まで残業に追われる日々が続きました。
仕事量が増え続け、時間の制約がなくなってしまった結果、私たちは仕事の区切りがなくなり、夜遅くまで働かざるを得ない状況に陥りました。
長時間の労働は体力・精神力を消耗させ、健康やプライベートの時間を奪ってしまいました。
2-2. 規制ができても業務量は減らない
電○の女性が業務過多で自殺してしまったニュースが駆け巡ったとき、私たちの会社も残業時間に規制ができました。
「残業は夜9時まで」
という規制が。
これでも十分長いですが、、、、
しかし、業務量は減りません。人員も増えませんでした。
結果、9時以降はタイムカードを切って働くサービス残業が増えただけで、むしろ働く環境は悪化したのでした。
2-3. いくら頑張っても増え続ける業務量
残業しながらなんとかできる業務を効率よくできるようになると同時に、仕事量はどんどん増やされていきました。
つまり、業務時間は一向に減りませんでした。
増え続ける業務量に毎日疲れ果てて家に帰り、目が覚めれば会社に行く時間の10分前。
限界を超えた働き方は、僕の体力やモチベーションを徐々に奪っていきました。
2-4. 残業時間でマウントを取る先輩
僕の会社の先輩は、どれだけ過酷な環境で仕事をしてきたかを自慢し、マウントを取ってくる人たちでした。
彼らの口癖は決まってこれです。
昔の方が辛かった。今の新入社員は甘やかされている!!
このように先輩に言われると「もっと業務をこなさなければならない」というプレッシャーで、非常にストレスを感じたことを覚えています。
2-5. 弱音を吐くと要注意人物扱い
仕事が多すぎてキャパオーバーに陥ったとき、一度だけ先輩に相談したことがあります。
するとそれが上司の耳にも入ったため業務量を調整してもらえるかと思いましたが、現実は違いました。
上司は腫れ物に触るような姿勢で私に接するようになったのです。
先輩からは
上司にはお前は要注意人物として認識されたぞ 笑
と言われただけです。
業務量の調整はしてくれないくせに、変なところだけ気を回されて、さらに仕事がしづらい雰囲気になってしまいました。
上司に相談しても業務過多は会社全体の問題なので、改善できないんですよね。。。
3. キャパオーバー時の辛さを和らげる3つの対処法
いずれは転職したいけど、次の転職先を決めるのにも時間がかかる、、、
今すぐこの辛い状況から逃れる方法はない!?
こんな過多のために、キャパオーバーに対してすぐにできる対処法を3つ紹介します。
だまされたと思ってやってみてください。
- キャリアカウンセラーに相談する
- 他会社の友人と情報交換する
- 転職活動の期限を決める
3-1. キャリアカウンセラーに相談する
まずは今の状況をキャリアカウンセラーに相談しましょう、
キャリアカウンセラーは、あなたの状況や悩みを理解し、適切なアドバイスやキャリアプランの立案をサポートしてくれます。
一人で悩まずに専門家の力を借りることで、より具体的な解決策を見つけることができるでしょう。
カウンセリングは無料で受けられる
カウンセリングは転職エージェントなら無料で受けられます。
ついでに転職に関するアドバイスももらえるので一石二鳥です。
カウンセリングの評価が高い転職エージェントは次のとおり。
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転職エージェントはカウンセリングだけの利用でもOK
転職エージェントはカウンセリングだけ受けても問題ありません。
一応候補の転職企業も見せてもらって、気になるのがなければ遠慮なく断って大丈夫です。
エージェントさんには悪いですが、カウンセラーとして利用させてもらいましょう。
3-2. 他社の友人と情報交換する
他の会社で働く友人や知人と、会社の状況について情報交換しましょう。
あなたの会社の異常性が見えてくるかもしれません。
キャパオーバーが会社の問題であると分かれば、もう遠慮はいりません。
キャパオーバーでも後ろめたさを感じる必要はなく、会社の責任として片付けてしまいましょう。
3-3. 転職活動の期限を決めて前に進もう
この時期までに必ず転職する!
と期限を決めてしまいましょう。
人間はどんな苦痛でも、終わりが分かればなんとか耐えられます。
いまあなたがとても辛いのは、この忙しく辛い状況がいつまで続くかわからないからです。
転職の期限を設けることで終わりが見えますし、焦りや迷いが軽減され、前向きに行動できるはずです。
期限はキャリアカウンセラーと相談して決めるのがおすすすめです。
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業務過多がない理想の企業に転職するためのコツ
転職してもまたキャパオーバーになってしまったらどうしよう。。。
と言うかたは、次の3つを意識して転職先を探してみてください。
これを意識するだけで、業務量が少ない会社に転職できる確率が格段にあがります。
- 異業種に転職する【忙しさは業界による】
- スキルが身に付く仕事に転職する
- 転職理由はポジティブに伝える
異業種に転職する【忙しさは業界による】
今の業界とは違う業界に転職しましょう。
なぜなら、忙しさや給与水準は業種によって決まる側面があるからです。
狙い目は成長中の業界
成長中の業界はキャパオーバーになる確率が少ないです。
なぜなら市場が成長しているので、お客さんの奪い合いが起きないから。
業務過多になる会社は、価格競争により他社に勝とうとするため人員を削ってしまいます。
しかし市場が成長している業界ではお客さんが増えるので、価格を無理に下げる必要はありません。
適切な人員で商品やサービスを提供すれば、十分に利益が出せるのです。
今ならIT系がおすすめ
今伸びている業界としてはITがおすすめです。
- Webライター
- Webデザイナー
- プログラマー
などが有名ですが、他にもいろいろあるので探してみましょう。
異業種への転職は若いほど有利
当たり前ですが、異業種への転職は若いほど有利です。
1日1日を大切に、できる限り早期に動き出すことが大切です。
まずは転職サイトや転職エージェントに登録してみましょう。
手に職が付く仕事に転職する
手に職がつく仕事とは、自分1人でも稼いでいけるようなスキルが身に付く仕事のことです。
たとえば下記の職業はフリーランスとしても活動できます。
- Webライター
- プログラマー
- 動画編集者
なぜ1人で稼げることが大事かと言うと、会社員でいるうちは会社のために働かなければならないからです。
1人で稼げれば、頑張れば頑張った分だけ自分の収入として報われます。
自分には独立なんて無理。。。
と思っているかもしれませんが、スキルが身について「いざとなれば独立もできる」という気持ちを持てるだけでも非常に心強いです。
僕も今はフリーライターですが、初めのころは独立できるなんて夢にも思いませんでした。
転職理由をポジティブに伝える
転職理由を伝える際には、ネガティブな要素や不満を避け、ポジティブな視点に焦点を当てましょう。
過去の職場での問題や不満を述べる代わりに、新しい環境での成長や貢献に注力し、自身のポジティブな意欲をアピールすることが大切です。
例えば自身の成長や挑戦を求める意欲をアピールしましょう。
新しい環境でのスキル習得や業界のトレンドに対応したキャリアパスを探していると伝えることで、将来の成長に向けた意欲があることをアピールできます。
転職は自身のキャリアをより良い方向に進めるための重要な選択です。
転職理由をポジティブに伝えることで、自身の魅力を最大限に引き出し、理想の職場に近づくチャンスを高めましょう。
仕事でキャパオーバーになってしまった時のQ&A
キャパオーバーで悩む人に多い質問とその答えを紹介します。
- キャパオーバー、業務過多は退職理由にしてもいいの??
-
キャパオーバー、業務過多は十分な退職理由です。業務負荷が過剰でストレスや健康への悪影響が生じる場合、自己の幸福やキャリアに悪影響を及ぼす可能性があります。
適切な範囲内での働き方を求める努力は重要ですが、限界を超えて働き続ける必要はありません。自己の幸福と健康を優先するため、キャパオーバーを理由に退職することは正当な選択です。
- キャパオーバーで辛い時に上司や先輩に上手な伝え方はある?
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ャパオーバーで辛い時には、まず上司との適切なコミュニケーションが重要です。具体的な業務負荷やストレス要因を率直に伝え、助けを求めることが大切です。
上司との打ち合わせを通じて業務の再調整やサポート策を模索しましょう。また、感情的にならず冷静に伝えることが重要です。具体的な例や改善提案を用意して伝えると効果的です。
相手に理解を促し、解決策を見つけるためにコミュニケーションを大切にしましょう。
- キャパオーバーでの転職は逃げ?甘え?
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キャパオーバーでの転職は逃げではありません。自己成長と健康を優先する選択です。限界を超えた働き方は身体や心に深刻な影響を与える可能性があります。転職は自己の成長や幸福を追求するための一つの手段であり、新たな環境でより良いバランスを見つける機会です。自身のキャリアパスやライフスタイルに合った働き方を選択することは、自己の幸福と成長を追求するための重要な決断です。
まとめ:仕事のキャパオーバーは会社に原因あり
キャパオーバーになってしまう理由は、大半が会社の問題です。
1人の力でどうにかなるケースは正直ゼロに近いでしょう。
なので転職しても全く甘えではありません。
人を変えるより自分が変わる方がはるかに早い
上司や会社を変えるのは並大抵のことではありません。
そこに注力するなら、さっさと転職して自分のスキルアップに時間を使う方がはるかに良い未来につながります。
転職を決めたら、あとは行動あるのみ。
行動しなければ何も変わりません。
まずはカウンセラーに話を聞いてもらったり、求人を探すところから始めてみてください。
小さな行動が、のちの大きな成果につながります。
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