第二新卒って、スキルなしでも転職できるの?
今の会社で身につけらたことはまだかなり少ないけど、今すぐ辞めたい。。。
こんなお悩みを解決する記事です。
この記事で解決する疑問
- 第二新卒はスキルや資格がなくても転職できるのか
- 第二新卒の転職を成功させる5つのコツ
- 僕が実際に第二新卒で聞かれた質問
この記事を書いている私も、スキルがないまま第二新卒で転職しました。
それでもかなり大手に転職できたので、第二新卒こそスキルなしで転職できる最初で最後のチャンスかと思います。
この記事では、第二新卒がスキルなしでも転職しやすい理由を僕の体験に基づいて5つにまとめました。
筆者 プロフィール
大手転職情報サイト専属ライター
転職経験2社
3年かけて向いてる仕事に出会う
- 大手就職情報サイト専属ライター
- 3年かけて向いてる仕事に出会う
- 転職経験2社
記事の後半では第二新卒の転職を成功させる5つのコツも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
【実体験】スキルや資格なしでも第二新卒で大手に転職できた
第二新卒がスキルなしでも転職できる証拠として、実際に僕が転職した時の状況を紹介します。
僕の転職時のスペックと転職先
転職時のスペック | 転職先の企業 |
---|---|
理系修士卒 社会人3年目(営業) 年齢:27歳 資格:自動車免許 | 年商3兆円 東証1部上場 社員数3万人 |
特別なスキルや資格は何も持っていませんでしたが、年商3兆円を超える大手に転職成功しました
この時の経験から、第二新卒はなぜスキルがなくても転職しやすいのか、僕なりにわかったことを紹介しますね。
スキルや資格なしでも第二新卒で転職できる3つの理由【経験則】
第二新卒の転職がしやすい理由は、次の3つです。
- 企業は第二新卒にスキルは期待していない
- 若い人材は売り手市場
- 企業が安く雇える
理由①企業は第二新卒にスキルを期待していない
まず、企業は第二新卒にスキルや資格は期待していません。
なぜなら、第二新卒は実際には新卒と同じ採用枠だからです。
新卒と同じように、熱意やポテンシャル・会社との相性で評価されます。
企業は新卒や第二新卒は会社に入ってからの研修やOJTを経て戦力になってもらえればいいと考えています。
若い人材は売り手市場
日本は人口減少に歯止めがかからず、若い人材の確保に苦労している会社が増えています。
それは中小企業に限った話ではなく、大手企業にも当てはまります。
若い人材は将来に長期間にわたって会社を支えてくれる存在になるため、企業も人材確保に必死です。
そんな状況の中、若い人材の確保のために各企業が第二新卒に着目し始めています。
第二新卒の早期離職のイメージも悪くない
近年は現在の新卒一括採用のあり方が見直され始めており、1社目でうまくいかなかった人材に対して否定的な意見も少なくなってきました。
その企業に合う・合わないは実際に働いてみなければわからないと誰もが認識し始めているからです。
1社目を3年未満で辞めてしまう人でも、自社とマッチングする人材なら積極的に採用する姿勢を各社が見せている状況です。
企業が安く雇える
第二新卒は新卒と同じ扱いのため、給料も新卒と同じになります。(この点は働き手にとっては大きなデメリットです)
しかし企業から見れば、新卒と同じ給料で社会人経験のある若者を雇えるので、非常に魅力的な存在なのです。
給料低いなら第二新卒で転職しない方がいいな。。。
と思う方もいるでしょう。
でも僕は給料が下がってでも第二新卒で転職して正解でした。
なぜなら、向いている仕事に出会えて働くのが嫌じゃなくなったからです。
仕事に前向きになれたので、転職先では評価されて給料も上がりました。
さらに気持ちに余裕ができたので、副業も始めて副収入も得られるようになりました。
今では完全に前の職場の収入を超えています。
第二新卒転職を成功させる5つのコツ
第二新卒にスキルや資格がなくても良いのは助かるけど、じゃあ転職を成功させるにはどうしたらいいの??
僕の経験則から、第二新卒での転職のコツは下記の5つです。
- すぐに行動に移す
- 向いてる仕事を考える
- 転職したい理由をポジティブに説明する
コツ①すぐに行動に移す
転職したい気持ちが少しでもあるなら、すぐに行動に移しましょう。
実はのところ第二新卒の成功の秘訣の80%は、行動の早さです。
なぜなら、第二新卒は「新卒」扱いなので、若ければ若いほど有利だから。
というのも、企業が新卒に求めているのは、自社の文化を理解し、長く会社に貢献してくれることだからです。
でも行動って何したらいいかわからない。。。
という人は、転職エージェントの無料キャリア相談を受けてみましょう。
プロのキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれるので、まずはアドバイスをもらうのがおすすめです。
スマホで簡単に始められるので、まずは第一歩として始めてみましょう。
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求人数10万件越えの大手。あらゆる企業のデータをそろえているため、転職後のギャップが少ない。 - 第二新卒エージェントNeo:
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複数のエージェントを比較すると自分に合ったエージェントがわかるので、2つか3つ登録しておきましょう。
コツ②向いてる仕事を考える
あなたに向いてる仕事を探しましょう。
向いている仕事で楽しく働いている未来が見え、熱意が企業に伝わるからです。
具体的にはこんな感じです。
- 向いてる仕事がわかる
- 向いてる仕事で楽しく働く未来が見える
- 次の仕事に熱意をもって転職活動ができる
- 企業に熱意が伝わり、結果が出る
- 転職後も活き活きと仕事ができる
自分に向き不向きの理解は、転職だけでなくその後の人生にも大きく影響します。
向いている仕事がわかれば、人生が一瞬で楽になりますよ。
※あなたの向いてる仕事は「自分に向いてる仕事がわからない!?【適職がわかる7つの質問】」の記事を読めばわかります。
コツ③転職したい理由をポジティブに説明する
いま転職したい理由は、今の会社に不満があるからだと思いますが、それを正直に話してしまうと印象が悪くなります。
本音はグッと我慢して心にしまっておきましょう。
転職理由は、応募先の企業の良いところに着目してアピールすると好印象です。
転職理由は非常に大きなポイントなので、こちらもプロのアドバイスを受けるのがおすすめです。
転職エージェントに無料登録しておけば、専属のアドバイザーに添削してもらえるのでぜひ活用してください。
転職で活動でやってはならないこと
逆に転職活動でNGとされているのは、次の3つです。これだけは絶対にしないよう気をつけてください。
- 前職の愚痴や文句を言う
- 他責思考になる
- 転職先がが決まる前に退職する
前職の愚痴や文句を言う
前職がどれだけ悪い状況であったとしても、愚痴や文句は言わない方が賢明です。
うちの会社にも文句ばかり言ってまた辞めてしまうのでは。。。
と思われてしまうからです。
転職理由や前職の経験についての質問には、とにかく前向きな回答を用意しましょう。
他責思考で説明する
「他責思考」とは、物事の原因や責任が自分ではなく他人にあるという考え方です。
簡単に言えば、なんでも「人のせい」にする考えかたのことです。
この反意語が「自責思考」。
たとえば会社の仕事がつまらない原因をそれぞれの思考で表すとこんな感じです。
- 他責思考:合わない部署に会社が配属したから
- 自責思考:面白くなるように自分が企画を考えられなかったから
他責思考だと失敗を改善する意思がない人だと思われてしまい、転職に不利です。
面接の際は、特に悪いことほど自責思考で説明すると、責任感の強い人と見られ好印象です。
転職先が決まる前に退職する
転職先が決まる前に今の会社を退職してしまうと、無職の期間が生まれてしまいます。
無職期間が長いと、就職には不利なので、絶対に転職先を決めてから退職しましょう。
でも仕事も転職活動もやるって、時間がなさすぎる。。。
と思うかもしれませんが、ここは頑張りましょう。
仕事をしながら転職活動をしていることは、相手に下記の好印象を与えられるからです。
- 多忙でも選考に参加する本気度がある
- 現職で時間を作る調整能力がある
面接時は有休を使うなどしてうまく対応することで、成功率は格段にUPします。
僕が第二新卒の選考で聞かれた質問
第二新卒の転職って、どんなこと聞かれるの?
短期間で転職する理由はどう説明するのが正解なんだろう。。。
こんな不安の解消のため、僕が実際に第二新卒の面接で聞かれた質問を紹介します。
質問は下記のとおり。
- 前職の仕事内容
- 前職から得た学びや工夫したこと
- 志望動機
- 内定を取れたら仕事をしっかり辞められるか
質問①志望動機
新卒の選考と同じように、まずは志望動機を聞かれました。
僕の場合、選考先の企業にのみフォーカスし、会社に入って何をしたいかを説明しました。
質問②現職の仕事内容
当時の仕事の内容について説明を求められました。
今の仕事と違う業界に転職する場合は、専門用語は使わずに中学生でもわかるくらい簡単に説明できるようにしておきましょう。
質問③現職から得た学びや工夫したこと
僕の回答は下記です。
- 「時間管理」は非常に重要であること
- 仕事の優先度をつけることの大切さ
- 仕事から帰る前に、翌日やるべきことを書きだす
社会人としての心構えが身についていることをアピールしました!
質問④内定を取れたら仕事をしっかり辞められるか
内定をもらっても現職を辞めると言い出せずに、入社直前にトラブルになるケースがあるようです。
選考先を安心させるために、ここは「Yes」と力強く回答しましょう。
言葉に出して意思表示することで覚悟が決まります
面接の回答はプロに見てもらおう
面接の想定問答を作って見たけど、この回答で良いのか不安。。。。
こんな不安は、プロのキャリアアドバイザーに添削してもらいましょう。
転職エージェントなら、想定問答の添削はもちろん、実際に面接練習をしてくれるところもあります。
転職エージェントを使ったからと言って、エージェントから求人に応募せねばならない訳ではありません。エージェントには悪いですが、転職アドバイザーとして活用させてもらいましょう。
おすすめの転職エージェントは次の3つです
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キャリアコンサルタントの国家資格をもつアドバイザーが専任で面接対策をしてくれる - 第二新卒エージェントNeo:
28歳まで利用OK。第二新卒に特化した面接対策をしてくれる。 - パソナキャリア:
利用者の満足度4年連続No.1。入室から退室まで、面接の全てをサポートしてくれる
まとめ:第二新卒はスキルや資格より「熱意」が大切
第二新卒での転職には、スキルや資格は不要ということについて紹介しました。
その理由は次のとおりです。
- 企業は第二新卒にスキルは期待していない
- 若い人材は売り手市場
- 企業が安く雇える
スキルを重要視されるのは「中途採用」の場合です。
躊躇していると第二新卒のタイミングを逃す
第二新卒で転職できるのは、卒業後3年未満の期間だけです。
スキルがないからと躊躇していると、本当にスキルが求めれられる中途採用でしか応募できない年齢になってしまいます。
そうならないためにも、早めの行動が重要です。
僕がスキルなしでも大企業に転職成功したので、絶対に大丈夫です
とにかくまずは行動しましょう。
毎日の忙しい方は、プロのキャリアアドバイザーからアドバイスをもらうのが第一歩です。
僕と同じようにあなたも転職で幸せになれることを祈っています。
- doda:
求人数10万件越えの大手。あらゆる企業のデータをそろえているため、転職後のギャップが少ない。 - 第二新卒エージェントNeo:
28歳まで利用OK。若者向けに、ワークライフバランスを尊重した企業を厳選して紹介してくれる。 - パソナキャリア:
利用者の満足度4年連続No.1。求人者に寄り添い、希望にあった求人を紹介してくれる。