【体験談】20代が次を決めずに退職するリスクと対策

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仕事がしんどくて、今すぐ辞めたい。。。
でも無職になってからの再就職は厳しいって聞くから辞めたあとが不安。。。

本当は次を決めてから退職したいけど、それまで耐えられないくらい辛い。
もうどうしたら良いかわからない。。。。

こんな悩みを解決できる記事です。

この記事で解決する疑問

  • 20代なら次を決めずに退職してもなんとかなる?
  • 次を決めずに退職するリスクは?
  • 退職のリスクを最小限にする方法はある?

結論から言うと、20代なら転職先を決めずに今の仕事を辞めてもなんとかなります。

少子化の今、若手人材は売り手市場だからです。

実際私も27歳でニートになりましたが、その後年商3兆円の大手ホワイト企業に再就職できました。

本記事の信ぴょう性
イトウ

筆者 プロフィール

27歳でニートになるも、大手に再就職成功
転職経験2社
現在は大手転職情報サイト専属ライター

筆者プロフィール
イトウ
  • 27歳でニートになるも、大手に再就職成功
  • 転職経験2社
  • 現在は大手転職情報サイト専属ライター

しかし、より良い人生を送りたいと考えるなら、次を決めずに退職するのはリスクがないとは言えません。

大切なのは、リスクを事前に理解した上で判断することです。

この記事では

  • 転職先を決める前に辞めていいケース
  • 転職先を決めてから辞めた方が良いケース

を僕の経験から紹介するのでぜひ参考にしてください。

またこの記事では「最速で今の辛い状況を抜け出す方法」も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

タップできるもくじ

次を決めずに退職するメリット・デメリット

正直なところ、今すぐ退職するのも転職先を決めてから退職するのも、どちらにもメリットデメリットがあります。

どちらの方がリスクが大きいかは、あなたの状況によって変わるので一概には言えません。

がじまる

両方のリスクを理解して、後悔しない判断をして下さい。

メリットデメリット
将来をゆっくり考えられる
転職活動で「辞めること」が目的にならない
自分が本当にやりたいことがわかる


ざっくり言うと、
自分に合った仕事を見つけやすい
再就職に苦労する可能性がある
時間管理能力がないと思われる
離職期間が長引くほど就職が不利になる
今の会社に引き留められやすい

ざっくり言うと、
再就職で苦労しやすい

それぞれ詳しく解説していきましょう。

メリット①将来をゆっくり考えられる

仕事に行かなくてよくなるので、将来を考える時間をたっぷり確保できます。

次の仕事では、絶対に自分に合った仕事を選びたいですよね。

でも「自分に向いてる仕事ってなんだろう?」と考えている人は、再就職の前にじっくり自分を見つめ直す時間が必要です。

次を決めずに辞めることで、自己分析の時間をゆっくり確保できるのです。

イトウ

仕事を続けたまま転職活動をするのは、正直かなり大変です。

辞めずに転職する場合は、今の仕事に加えて自己分析やエントリーシートの作成、面接など大量のタスクをこなさなければなりません。

メリット②「辞めること」を目的にしない就活ができる

会社を続けながら転職活動をすると「今の会社を早く辞めたい」という気持ちがはやり、次の就職先の選択を誤るケースがあります。

本来、転職は「次のやりたいこと」を実現するためのものであるはずが、いつの間にか「今の仕事を辞めること」が目的になってしまうのです。

こうなると転職しても、また自分に合わない職場に就職してしまう危険性が高まります。

しかし今すぐ辞めることで「今の会社を早く辞めたい」という気持ちを一旦理リセットできるので、自分のやりたいことにフォーカスして再就職活動が可能です。

メリット③自分が本当にやりたいことがわかる

仕事を辞めると時間や精神にも余裕ができ、じっくりと自分のやりたいことを考えることができます。

僕はの体験談ですが、前の会社を辞める前まではストレスが多すぎて

やりたい仕事なんてあるわけない。。。
一日中寝てたい。。。
何もしたくない何も考えたくない。。。

とばかり思っていました。

イトウ

友人との遊びや、家族との会話すらしたくない状態でした。

しかし会社を辞めて実際に何もしなくて良い毎日になると、不思議となにかしたくなってしまうんです。

何をしても良いという状況になって初めて、自分の本当にやりたいことがわかったのでした。

今の会社を続けながら転職活動をしてしまうと、自分が本当にやりたいことが見つからないままかもしれません。

デメリット①時間管理能力がないと思われる

仕事を続けながらの転職活動は非常に忙しいです。

がじまる

普段の仕事+転職活動なので、当然ですね。。。。

しかしこの状況は、企業からは時間管理のできる人材と見てもらえます。

多忙のなかでも選考に参加できるのは、時間管理がしっかりできる人だとみなされます。

しかし仕事を辞めてからの転職では、そういった好印象は無くなってしまいます。

仕事を続けながら転職している人よりも、時間管理やその企業に対する真剣さという部分で印象は良くありません。

デメリット②離職期間が長引くほど就職が不利になる

厚生労働省の調査では、離職期間が長引くと再就職しづらくなる統計結果があります。

下の画像は、退職後の期間と正社員に再就職できた割合をグラフ化したものです。離職期間が長引くほど再就職率が下がっていることがわかります。

【参考】労働政策研究・研修機構の「労働政策研究報告書No199 2017(128p)」

若手の人材採用には「やる気」や「熱意」が重視されるため、離職期間が長くなるのは不利です。

いくら言葉でやる気をアピールしても、行動がともなわなければ意味がありません。

デメリット③今の会社に引き留められやすい

次の仕事が決まっている場合に比べて、今の会社から引き留められやすくなります。

会社にはもう次は決まっていると嘘を伝えてもいいですが、嘘をつくのが後ろめたい人もいるでしょう。

イトウ

僕も嘘がつけないタイプなのでよくわかります。。。。

会社はあの手この手で退職に対する不安を煽ってくるので、次が決まっていないと決断が揺らいでしまうこともあるでしょう。

今すぐ辞めた方がいいケース

転職先を決めずに退職するメリット・デメリットを考えると、次に当てはまる人は今すぐを辞めるべきです。

  • 精神的に追い込まれている人
  • 仕事のストレスで精神をすり減らしている人

これに当てはまる場合、精神を壊してしまう危険性があるからです。

一度精神を壊すと復帰に時間がかかるどころか、2度と元のように働けなく場合もあります。

ストレスは日本人が思っているよりもかなり危険です。

これくらいで音を上げちゃダメだ。。

などとは考えないようにしてください。

「仕事が忙しくて転職活動ができない」は要注意

忙しすぎる人もすぐに辞めるべき!

という声はよく聞きますが、個人的にはおすすめしません。

なぜなら転職活動は基本的に仕事を辞めずに進める方が良い結果がもらえるからです。

どうしても時間がない場合はまずは上司に相談して業務量を減らしてもらったり、休職するのが良いでしょう。

これらを却下されるようなら辞めてしまってOKですが、いきなり辞めるのはリスクが高いと言えます。

転職先を決めてからのほうがいいケース

すでに次にやりたいことが明確な人は、今の仕事を続けながら転職先を探すのが吉です。

自分やりたいことが明確になっていれば、就職活動にそこまで苦労することなく内定をもらえるはずです。

イトウ

やりたいことが明確なら、今の仕事を続けながら転職活動する方が成功率が上がります。

低リスクで今の辛い状況から抜け出す方法【低リスク】

次を決めずに辞めるのはリスクが高いと思ったけど、次の仕事先が決まるまで辞めれないなんて耐えられない。。。

本当は今すぐ抜け出したいのに。。。

という方もいるでしょう。

イトウ

実を言うと、過去の僕も同じ状況でした。

そこでここからは今すぐできる、仕事のストレスを軽減する方法を紹介します。

転職だけがストレスを減らす方法ではありません。ぜひ騙されたと思ってやってみてください。

  1. プロのカウンセラーにアドバイスをもらう
  2. 転職サイトに登録してみる
  3. 転職する日にちを決める
  4. 異動を申し出る
  5. 休職する
イトウ

「難易度が低い&効果が高い」順に並んでいます。上から順にためしてみてください。

レベル①プロのカウンセラーにアドバイスをもらう

まずはプロのキャリアカウンセラーに相談しましょう。

1人で悩んだり、友人に相談しても結局不安は解決しません。転職のことは誰も詳しくないからです。

プロのカウンセラーなら豊富な転職事例を知っていますし、適切なアドバイスがもらえます。

アドバイザーは他人なので心の底から思っている自分の本音を打ち明けられますし、話すだけでもスッキリするはずです。

プロのカウンセラーは転職エージェントで無料相談できる

でもプロって結構高額なんじゃ。。。

と思うかもしれませんが、転職エージェントなら無料で相談できます。

転職エージェントは企業と転職希望者のマッチングが仕事ですが、キャリア相談だけ受けてもOKです。

一応求人も見せてもらって、ピンとこなければ断ってしまいましょう。

エージェントさんには悪いですが、キャリア相談だけ活用させてもらいましょう。

イトウ

20代のキャリア相談におすすめのエージェントは次の3つです。

  • doda
    キャリアコンサルタントの国家資格をもつアドバイザーが専任で悩みを聞いてくれる
  • 第二新卒エージェントNeo
    28歳まで利用OK。20代に特化したしたキャリア相談に乗ってくれる
  • パソナキャリア
    利用者の満足度4年連続No.1。高精度の独自の適職診断ツールを使用してアドバイスをくれる

レベル②転職サイトに登録してみる

エージェントと話す気分じゃない。。。

という人は、転職サイトの登録だけでもしてみましょう。

自分が応募できる求人が大量にあることがわかりますし、あなたのプロフィールをみてスカウトしてくる企業もあります。

他の企業でも自分に需要があるとわかると、安心できますよ。

がじまる

これならいつ辞めても大丈夫!!!

という気持ちなれて、一気に心が軽くなります。

転職サイトは大手2社のどちらかに登録しておけばOKです。

転職サイト大手2社

レベル③転職する日にちを決める

この日に今の仕事を辞める!

と自分の中で退職日を決めてしまいましょう。

嫌なものも終わりがわかると、気持ちが楽になります。

イトウ

退職の目安は3ヶ月。一般的に転職に必要な時間が3ヶ月なためです。

退職日を決めたら、次の仕事探しを全力でやりましょう!

レベル④異動を申し出る

ここから行動のハードルが一気にあがるので、無理に実行しなくて大丈夫です。

今の部署から異動させてもらえるよう、上司に相談してみましょう。

同じ会社でも部署によって雰囲気や人間関係は全く違うからです。

がじまる

前の部署ではめちゃくちゃストレスを抱えていたけど、異動後は仕事がとても楽しい!!

という人は驚くほどたくさんいます。

相談できる上司がいれば、会社を辞めるより先に異動を相談してみましょう。

レベル⑤休職する

思い切って会社を休職しましょう。

休職すれば次の仕事を考える時間ができ、かつ会社を続けている状態を作れます。

復帰する時が怖いかもしれませんが、休職中に転職先を決めてしまえば問題ありません。

休職を申し出る心理的なハードルは高いですがその分メリットもかなり大きいです。

イトウ

休職は職場に電話すればOKです。直接会社に行く必要はありません。

次を決めずに辞めてもなんとかなる3つの理由

次を決めずに辞めるのはリスクもありますが、20代なら正直なんとでもなります。

イトウ

僕も27歳で3ヶ月ニートでしたが、年商3兆円の大手企業に就職できましたし。

その理由は次の3つかと。

  • 若い人材は売り手市場
  • 短期離職への理解が深まっている
  • 失業保険がもらえる

若い人材は売り手市場

日本は少子高齢化であり、若い人材が急激に減っています。

就職する人数<<定年退職する人数

という状況のため、どこの企業も人員を確保するのに必死です。

そのため、20代は若いというだけで十分な武器になります。

【参考】厚生労働省「日本の人口の推移」

短期離職への理解が深まっている

仕事が多様化した今は昔と違い、仕事への向き不向きが社会全体で理解されています。

短期離職をした人材でも「その仕事がたまたま向いてなかっただけで、向いてる仕事はたくさんある!」という考える企業が増えています。

つまり企業が早期離職をマイナスとは捉えなくなってきているので、再就職はしやすい社会になっています。

イトウ

大切なのは、その会社への熱意ややる気です。

失業保険がもらえる

無職になったら生活費が心配。。。

と思うかもしれませんが、失業保険があるので大丈夫です。

失業保険とは、1年以上働いた会社員が退職したときにもらえる手当のことです。

失業保険があれば貯金がなくても生活できるので安心して下さい。

がじまる

失業保険のもらい方はこちらを参考にしてください。

ストレスなく仕事を辞めるコツ

仕事辞める決断はできたけど、会社に辞めるって言う勇気がない。。。

という人は、次の2つを試してみましょう

  • 信頼できる先輩に相談する
  • 奥の手は退職代行

信頼できる先輩に相談する

会社内に信頼できる先輩がいる場合は、まず相談してみましょう。その先輩が転職したことのある方なら完璧です。

がじまる

ストレスなく退職できる方法を教えてもらえます。

また、次のようなことも経験者に確認しておくとよいですよ。

  • 有給休暇の消化方法
  • 退職金の回収
  • 退職までに必要な時間

奥の手は退職代行

どうしても会社に報告できない
過剰な引き止めにあって退職させてもらえない

こんな場合は「退職代行」という手があります。

退職代行とは、退職に必要な手続きを全て代わりにやってくれるサービスで、会社に一度も行くことなく退職が可能です。

イトウ

誰にも会うことなく退職できるので、奥の手として知っておくと良いですよ。

お金はかかりますが、退職金もきちんと回収してくれるので、その中から払えばプラスです。

中には退職金を払わない会社もあるので、その場合は必ず退職代行に相談しましょう。

次は活き活きと働ける仕事を見つけるコツ

今の仕事を辞めたとしても、次の仕事がまた辛ければ意味がありませんよね。

そこで、次は理想的な仕事に出会える方法を3つ紹介します。

  • まずはストレスを抜く
  • 向いてる仕事を考える
  • 嫌じゃないことを探す

詳しくはこちらの記事で解説しているのでよかったらご覧下さい。

まとめ:次を決めずに辞める前にリスクを理解しよう

20代の転職では、次を決めずに退職する場合も、仕事を続けながら転職する場合もどちらにもメリット・デメリットがあります。

両方のリスクを把握した上で、あなたはどちらにするを決めれば後悔は少ないでしょう。

ただ、最もリスクが少ない解決策として、まずはプロのキャリアカウンセラーに相談してみることをおすすめします。

話をするだけで自分の気持ちも整理できるので、まずは気軽に無料相談してみてください。

あなたの辛い状況が少しでも良くなれば嬉しく思います。

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